大晦日にコミケにサークル参加してきたのでその時のことを書く。サークル参加自体はこれで3回目だ。
僕は今すぐやる会というタスク管理のWSを運営しているのだが、仲間内の一人にコミケの運営スタッフがいて、その人が話を持ってきた。
最初の参加は2016年だったが、話を持ってきたのが11月で1か月にも満たない期間で突貫工事で同人誌を作ったのを覚えている。勢いでやったにしては結構な数が売れた80冊くらいか。漫画でもないし文字ばかりの本でも目の前で売れていくのは嬉しいし本を作るのは楽しいので毎年の恒例になっていった。
コミケというと並ぶイメージだがサークル入場の場合は一般参加とは別なので並ぶ必要がない。
サークル入場は9時までになっている。9時を過ぎると無慈悲に入れないので気を付ける必要があるが。
同人誌の在庫も増えてきたので今回はキャスターを買うことにした。また公共交通機関も混むので乗りたくないし、基本はタクシーで乗り付けることにしている。以前に門前仲町からバスで乗り込んだことがあった。サークル参加だから始発で混むというのはないけども座ることはできないくらいには混んでいる。すし詰めではないのが救いではあるが。
幸いに住吉に事務所があるので車でいくにはそこまで遠くはない。タクシー代にして片道3000円ほどだ。
今回1日目と2日目でゆりかもめから降りたサークル参加の人がすごい行列になって、サークル入場の締め切り時間が繰り下げられたそうで、入場にあたっては心配していたのだがタクシーで会場に乗り付ける分には問題がなかった。
ただ当日は自由に会場を行き来することができない。混乱を避けるために経路が決められていて目の前の場所に行くのに遠回りをする必要があったりする。
入場する前に入場口近くにあるタリーズで待ち合わせていたので、そこまで行く必要があったのだがちょっとタクシーから降りてすぐどこに行けばいいかわからず混乱してしまった。その場にいたスタッフさんに聞いて何とか迷わずに行けたが。
外で待ち合わせていたスタッフと落ち合って無事入場をした。ここからはいる分には並ぶこともなくスムーズに入れた。
しかし今回は時間の見積もりが甘くぎりぎりになって入場した。危なかった。
一般入場が解禁される前とはいえサークル参加者だけでも相当な人数である。
自分たちのサークルに到着次第設営を始めた。もう3回目なので手慣れたもので設営はあっさり終わった。
10時開場まで時間ができる。それまでに手が空いている人はお目当てのサークルに並び始める。
サークル参加者は一般入場より先んじて列に並ぶことができる。お目当てのものを買いたい人にとってはサークルチケットはプレミアチケットだ。
コミケではないがサークルチケット目当てに当選しやすい評論サークルで申し込んで当選しても出店しないサークルが出て問題になった。最初から同人誌を出すのが目的ではなく、サークル入場でお目当てのものを買うのが目的だったようだ。
僕もお目当てのものがあれば並びたいところなのだが、本当に人気のあるサークルはサークル入場の段階ですごい行列になって並ぶ気がしないし、たいていの大手サークルは委託で後日買うことができる。並んでまで手に入れるのは会場限定のグッズや本だが、そこにあまり興味はないので並ばなかった。ただスタートダッシュで買える利点と、会場では委託より安く手に入るので余裕があれば買うようにしている。
10時になり会場すると同時に買い始めた。今回は4冊買った。時間にして30分ほどかかった。
東京ビックサイトは大きく分けると東123ホール、東456ホール、西ホールがある。西も12、西34に分かれている。大混雑になるのは開場してから昼ごろまでだがこの時間帯は自由に行き来ができない。出入り口が一方通行になっていたりするのでいったん出ると戻れなかったりする。僕は東ホールから西ホールに移動するときが一番困った。
同じホール内でも壁サークルに並んでいる行列を流すために目の前の場所に行くためにすごく遠回りをすることがある。去年はFGOの同人誌が集まっているところが大変だった。同じ場所に30分足止めを食らったり、人ごみがすごくて危うく倒れそうになったりする。
今年は事前に対策をしていたのか、うまく分散していたようで、そういったことはなかったが。
買いたいものかって戻ると早速何冊か売れていたようである。
僕も売り子に戻ってしばらく対応をしていた。僕が参加している評論ブースは漫画アニメ系よりもいくらかは落ちつている。そうはいっても参加人数が人数なので結構な人なのだが。数分に1回くらいのペースでは売れていくので全くやることがなくて暇というわけではない。忙しすぎないからちょうどいい。開いている時間は仲間内で次回の同人誌の編集会議をしていた。実際に作ってみると売り方やタイトルのつけ方や記事の配置の仕方などいろいろと修正するところが出てきて大変だ。
買っていく人にもいろんな人がいる。面白かったのはコミケに初めて来たという人がいて、コミケはアニメや漫画ばかりかと思っていたけど、評論のサークルもあるのは知らなかったと言って僕たちの本を買ってくれたことだった。一般には知られてないし、漫画のイメージが強いけども僕たちみたいなサークルもあるのを知ってもらえたのはうれしい。
今回は4時まで粘ってみた。80冊ほど売れた。
帰りもタクシーである。さすがに疲れた。帰りも帰りで結構混む。タクシーにも20分ほど並んだ。
そのあと事務所についてお金の会計などをしつつ(これも結構めんどくさくて苦労したが)宴会と相成った。会議の結果夏コミも出ることにした。
ちなみにこれが今回配布した同人誌である。良かったら買ってね。本で欲しい人はめんたね事務所まで来て下さい。
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