西川口がチャイナタウン化しているのは有名だと思う。別の記事でも西川口を歩いた記録を書いている。
チャイナタウン化した理由は2つあって西川口の違法風俗が一掃されてその空いたところに中国系の住人がお店作ったり住んでいるから。もう一つは西川口の隣駅にある蕨駅前にある芝浦団地があるからだ。芝浦団地はURの団地でURの物件は保証人が要らないので外国人でも住みやすい。更に埼玉なので割安で交通の便も良いという色々と住み着く条件が揃っている。西川口に行ってきたのだから蕨も行かないとなと気になって散歩してきた。
▲駅前の様子は至って普通の地方都市の駅で特に特徴がない。
▲団地に向かって少し歩くと商店街が見える。だがあまり栄えてはいない感じがする。休日だというのに人もまばらだ。シャッターでしまっている店も多い。
▲10分ほど歩くと団地が見えてくる。芝浦団地前には看板があり大変解りやすい。見た目も普通の団地だ。特に人も多くなくいたって静かであった。ちょっと拍子抜けするくらいに。
▲団地に入ってみると住人向けの商業施設がちらほらとある。普通のスーパーもあったのだがその隣には中国系の住人向けなのだろうアジア物産展があった。
▲野菜が店頭で売っていたのだが日本語と中国語が併記されていた。
▲店の前に張り出したチラシに至っては完全に中国語だった。いけすには太刀魚が居たようだ。片栗粉でまぶしてフライにしてあげて食べるのが中国ではポピュラーである。我が家でもよく出ていた。結構美味しいです。
▲店の数は少ないが中華料理屋さんもありました。
▲中国系住人の子弟向けの保育園だろうか。そんな感じの教育施設があった。
▲団地の様子はこのように閑静な住宅地である。人もまばらだ。
▲張り出してあるチラシには中国語の表記がある。昔はトラブルもあったようだが今では地域に溶け込んで平穏に上手くやっているらしい。
▲とりあえずバルコニーにものを置く住人が多いようである。
▲自販機にはこんなものが。ここだけ切り取ると中国に行ったような感じ。
全体的な感想を言えば静かで住みやすそうなところだなという印象があった。もう少し荒れているのかと勝手な想像もしていたが、団地は普通に綺麗だったし、特にトラブルのある印象は受けなかった。買い物もしやすいし、静かだし、交通の便も良いので住みよい場所になっているという印象だった。
ところで行ったときは全く気がつかなかったのだが蕨は在日クルド人が8割が済んでいるらしい。別名ワラビスタンともいうのだとか。在日クルド人は2000人程度で蕨には1300人居るとか。
写真こそ撮らなかったが今思い返すとハラル料理がやけにちらほらあるなぁくらいの印象だった。全く盲点であった。今度行ったときはクルド料理も食べてみようかと思う。