1年ほど前に行っていたのだが、ブログに書くタイミングを逸してしまって今更書く。コロナがあるから飲食店の状況も違ってるかもと思ったのだが、先日テレビでこの店が取材されていて、特に変わりはないようである。
錦糸町駅から徒歩数分の場所にある。裏通りなのでちょっとわかりにくいが。
テレビで御店主が言ってたが店名のラ・ミハイはルーマニア語でミハイさんの家だか店だかそういういみらしい。うろ覚えなので間違ってたらごめん。写真にあるように看板には御店主の親父がデカデカと写っていてこの人が料理を作ってくれる。
店内はこんな感じだった。僕が行った時はルーマニア人らしき女性の店員さんもいた。ワンオペの時もあるらしい。
たぶんルーマニアのビール。ビールやワインの種類は充実していたので、飲みにいくにもいい店だと思う。
実を言うと僕は14歳の頃にルーマニアに行ったことがある。当時僕の父がルーマニアに住んでいて遊び行ったのだ。まあ本当のところを言うと行きたくなくて半ば義務で行った旅行だったから楽しい思い出もなく、せっかくの体験が台無しだなぁと思う次第だった。料理もあまり美味しかった記憶がなくて、フォアグラが辛うじて美味しかったような気がする。硬水も合わなかったし。
ルーマニア料理に行こうと思ったのもそういう悪い思い出で終わってしまうのは寂しいと思ったからだった。いつかルーマニア旅行はリベンジしたい。多分世界遺産のお城にも行ってたと思うのだが記憶が曖昧である。
話を料理に戻すが前菜を頼んだ。冷たい前菜をパンに乗っけて食べる。サラミやひよこ豆のペーストがどれもとても美味しくお酒にも合う物だった。
▼サルマーレ(ロールキャベツ)
サルマーレ(ロールキャベツ)はルーマニアで代表的な家庭料理らしく、サルマーレが作れるとお嫁に行けるとか作れないといけないとかそういう言葉もあるらしい。
中にはお米も入っていて、食べ応えが思った以上にある。肉もジューシーだ。公式サイトを見ると肉にはこだわりがあるようで、解体、調理、燻製を一手に担っているようだ。ルーマニア料理は肉料理が中心だと言う。
メニューにパリンカが推されていた。パリンカとはプラムから作った蒸留酒だとか。
▼パリンカ
こんな感じで出てくる。僕は下戸だし蒸留酒は飲めないので友人が飲んでいた。香りだけ嗅いだが爽やかな香りでとても良かった。度数は高そうだが。
▼パプリカの肉詰め
ルーマニアに行った時パプリカが有名であるみたいな話を聞いて、パプリカのご飯を食べたらあんまり美味しくなかった記憶があって、まあそれはどうでもいいのだがルーマニアではこちらも代表的な料理だと言う。これは美味しかった。パプリカも甘さがあって、肉のジューシーと相性がよく食べ応えがあった。サワークリームをかけるとあっさりして美味しい。
▼ソーセージ
ソーセージも自家製なのだと言う。確かにジューシーさが違って美味しい。想像以上に肉の味が強かった。
▼ミティティ
簡単に言うとつくね。こちらも肉の歯応えがあってよい。ひき肉も自分でやっているからか粗い感じで食べ応えが強い。
デザートにチーズのクレープを頼んだ。クレープにチーズのソースをかけてオーブンで焼いた物だ。チーズが思った以上に濃厚で甘い。トロトロしてこちらも美味しかった。
こちらは揚げドーナツ。サワークリームとブルーベリーソースの相性が良かった。
店舗情報
住所:東京都墨田区江東橋4-19-10
電話番号:03-6659-9970
営業時間:17:00~5:00
定休日:なし
公式HP:https://lamihai.com/