日本一うざいと評判のレストランがあるとツイッターで偶然見つけて行ってみた。
お店はの最寄駅は日暮里駅か千駄木駅。そこから少し歩いて谷中銀座の中心にある。
お店の前には所狭しとトルコ系の物販があった。しかもどれもリーズナブル。
▼お店ではまず靴を抜いて絨毯の上で食べることになっている。このあたりも本格的だ。
▲店内にテーブルはなく絨毯の上に板が敷いてあってそのうえで食べるという本格仕様だった。席に案内されるとまずトルコの紅茶とレモン汁が置かれる。これは無料で飲み放題。食事に合う感じのさっぱりした味わいだった。
▲店内はこんな感じ。天井には所狭しとトルコのランプがつるされている。壁と地面には模様の鮮やかな絨毯があった。トルコ系のお客さんもたくさん来ていた。
▲詳細は忘れたがトルコやチュニジアの現地のビールが飲める。フルーティな味わいで美味しい。
▲メニューはコース料理のみ。2000円の食べきれないコースを勧められたので注文した。実際に食べきれない量が出てくる。というかこれで2000円は安すぎる。
▲オリーブとピクルス。
▲スープ。トマトベースのあっさりとした味わいがおいしい。だしは鳥だと思われる。スープの中にはお米が入っていてさらさらとしておいしい。
▲バラのジャム。トルコではバラが名産らしい。別の日に行ったときはサービスでバラとレモンのジュースをいただいた。ナンにつけて食べると絶品。紅茶に入れてもよい。控えめな甘みとバラの香りがよい。
▲サラダ。地味にサラダも美味しい。オリーブとライムが効いていてさわやか。
▲ライス。お代わり自由で食べ放題。現地の細長い米。パラパラとしていてあっさりした味わいで本当においしい。なかなか食べる機会もない。重くないので胃にもたれない。
▲ナン。こちらも食べ放題。ごまがふってあって香ばしい。焼き立てで出てくる。普通のナンと違って薄めで油を塗っていないから軽く食べられるのが良い。
▲豆の煮物。豆のカレーといったほうがいいのだろうかあっさりして美味しい。
▲羊のパイ焼き。羊のひき肉をパイ生地で包んだもの。食べた瞬間に強烈な羊の香りがして最高だった。
▲チキンカレー。歯ごたえのある胸肉が濃厚だった。
▲コースメニューとは別に出来がった料理がランダムで配られる。座っていると店員さんが声をかけてほしい人はもらえるシステム。おかずがもしなくなってもご飯とナンでいくらでも食べられる。
▲鶏肉の足の炊き込みご飯。クコの実がいいアクセントになっていて美味しかった。
▲ケバブ。羊の香りがたまらなかった。ナンにはさんで食べると絶品だった。
▲ナスのグラタン。
▲ひよこ豆のペーストを挟んで焼いたもの。サクサクとした食感とひよこ豆のほんのりとした甘みが美味しい。
▲ピーナツペーストのクレープだった気がする。
▲次々と料理が出てきて食べるのが大変だった。
▲シーシャ。水タバコ。上のさらに炭火を載せて水瓶に差し込んだ鉄棒を伝って下の水を気化させる。
▲シーシャは初体験。上のさらに炭火を置き上から鉄の棒で熱を伝えて下の水を温める。下の水から蒸発した蒸気を吸う。軽い口当たりで気分がよい。はまる人ははまると思う。とはいえ僕は喫煙者ではないから軽く吸うにとどめたが。
▲座っていたらご主人にかぶらされたイェニチェリの帽子。イェニチェリというのはオスマン帝国の常備歩兵軍のこと。
「日本一うざい」噂に違わず、ご主人の絡みが強烈だった。たしかにうぜぇ（笑）
終始ご主人が冗談を言ってくる。最初トイレに行こうと思ってご主人にトイレの場所を聞いたら「日暮里駅ってわかります？駅に行ってもらうと～」と言い出すから店にトイレはないのかと真に受けてしまって
「いや冗談冗談～」といってきたり。
座って食べてると服を着せたり、帽子をかぶせてきたり、わき腹を後ろからつっついたりしてくる。
特に若くてかわいい女の子にはセクハラまがいの絡み方をしてくるのでおもしろい。
これたぶん日本人のおっちゃんがやったらまずいけど外国人のご店主がやるから許されるんだろうなと思った。
ご店主の出身を聞いてみたら、アゼルバイジャン人で国籍はイランなのだという。
あまりあのあたり詳しくないがアゼルバイジャンはトルコ系になるのか。
ご飯のコスパは大変によいし。味が抜群にいい。店内の雰囲気もご店主の人柄も含めて異国情緒が味わえるお店だ。ランチも行ってきたが1000円で異様なコスパだったのでランチもおすすめ。ただし結構な人気店なので予約したほうがいいかも。
店舗情報
レストランザクロ
営業時間：ランチ１１：００～１５：００
ディナー１５：００～２３：００
Ｌ．Ｏ２２：００
定休日：水曜日（応相談で営業・最近は水曜も営業中）
住所：東京都荒川区西日暮里3-13-2 谷中スタジオ １Ｆ
電話番号：03-5685-5313
