西川口と川口の間にある喜楽湯が最高だった。

毎年冬場になると体調を崩す。ここ最近はだいぶマシにはなったが去年とかは大変だった。寒暖差が激しくなるし、寒いのは苦手だし鬱っぽくなる。というか冬期鬱に近いのかもしれない。対策として週1でサウナに行けたら行くことにしている。
先日西川口に行く途中でどうしてもサウナに入りたいなと思ってぐぐって見つけたのがこの喜楽湯だ。偶然見つけて言ったけど最高だった。大当たり。こんなに良いと思わなかった。西川口駅と川口駅のの中間地点にある。どちらの駅からも歩いて12分ほどでちょっと離れている。

古くからある銭湯をリノベーションしているのか外観も内観も綺麗だ。しかしちゃんと古めかしいクラシックな雰囲気も残していてその塩梅が丁度良いと思った。
入浴料は大人430円でなんとサウナが無料で入れる。これはありがたい。大抵サウナは有料なのだから。
今回僕はタオルを持参したけれどもタオルは格安で借りられるのだとか。
休憩所のあるロビーも決して広くはないものの、綺麗な内装と落ち着いた雰囲気で居心地の良いところだった。

飲み物が異様に充実していた驚いた。牛乳は当然としてIPAビールが飲めるとは思わなかった。ハイネケンやコロナもあった。

▼カウンター前に置かれた高級シャンプーの数々。
200円を払えばタオルと一緒に借りることができるのだという。無料のシャンプーとボディソープもあった。

肝心の風呂場は写真が取れ無かったが、大変に良かった。薪で沸かしているお湯はほどよい温度で42度だった。人が5，6人ほど入れる湯船が1つあった。浴槽のなかにはジェットバスと横になってジャグジーを楽しめるスペースがあった。
サウナは6人ほどでいっぱいになる造りだった。ちゃんとサウナマットを持ち込んではいるスタイルだった。水風呂も常備されているのが良い。
脱衣所にはロッカーの間に本棚があって、漫画が置いてあり自由に読むことができる。へうげもの、進撃の巨人など詳細は忘れたが結構種類があった。
ドライヤーが無料で使えるのもありがたい。更に化粧水や乳液もあったのには驚いた。こちらも無料だ。全体的に広くは無いが、駅から10分以上かかる立地なので混むこともなく大変快適だった。利用しているのは主に地域の住人で憩いの場にもなっていた。

休憩所に小野美由紀の本があってどういうことかなと番台さんに聞いてみたら、この本を書くために小野美由紀がこの銭湯で働いていたのだとか。モデルは当然ここの銭湯で銭湯にいる猫も小説に出てくるのだとか。