akiraの個人ブログ

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令和初の仮面ライダー最新作仮面ライダーゼロワンが面白い。アンドロイドものが好きな人には特におすすめ。


令和初の仮面ライダーシリーズ最新作の仮面ライダーゼロワンを録画してた分一気に見た。第1話と2話は配信期間過ぎて見られていないが・・・ヒューマギアというアンドロイドを中心に物語が展開される。簡単にいえばアンドロイドの開発が進んで日常生活に浸透している世界が舞台である。

あらゆる場面でヒューマギアが仕事をする。病院、学校などもそうだし、声優もいるなど。途中から視聴者が見やすいように基本1話完結型になっていて、それぞれの現場で活躍するヒューマギアを中心に話が展開する。

主人公はヒューマギアを製造するITテクノロジー企業の社長である。とはいえ元々は売れないお笑い芸人で、企業の創始者を祖父に持つだけだった。ところが祖父の死去に伴い、急遽会社を継ぎ、仮面ライダーになることを引き継ぐ。何を言ってるのかわからなねーがそういうことらしい。

要はヒューマギアを製造する企業が、ヒューマギアに関わるトラブルに対処するために仮面ライダーになって戦える装置も開発していたということなんだろう。ともあれ主人公は芸人から社長へ転身する。たしか作中の設定でまだ22歳だったはず。

主人公は何と戦うのかというと、自我を持ったヒューマギア(アンドロイド)の集団と戦うことになっている。最初は人類滅亡を画策してヒューマギアを暴走する謎の集団だったのが集団のトップ連中がヒューマギアであることが判明する。またヒューマギア関連の犯罪に特化した内閣官房直属の組織があって、その警察機構みたいな組織とも共闘しつつ対立もしつつという感じで動く。そのヒューマギア対策の組織の人間も仮面ライダーになって戦う。主に中心となるのは幼い頃に暴走したヒューマギアの被害にあってヒューマギア全般に恨みを不破諫と、冷静沈着なクールビューティーな刃唯阿

実は女性が仮面ライダーになるのはこれが初めてなのだという。まったく違和感なく魅力的なキャラ造形だったし戦闘シーンもカッコ良かった。クールビューティーだが窮地の際には動揺したりして人間味もあってよい。

相方の不破もヒューマギアに恨みを持ち偏見を抱くので社長の主人公と対立しつつも、主人公のつまらないギャグに笑ってしまったりとか、最新話でヒューマギアの医者に命を救われて「命を狙われた記憶と、救われた記憶をもっちまった」と態度が軟化していく。まあかわいいですね。

主人公は、ヒューマギアに育てられたみたいだな。まだちゃんとみてないのだけど。父親がヒューマギアだったとかそんな設定だったか。ともかくヒューマギアにまつわるトラブル対応に追われるのだがヒューマギアを信じようとする。道具としてではなく、同じ人間のように扱う。

主人公は立場上、ただ好き勝手に敵を撃てばいいという立場ではない。だから結構葛藤に晒される。わかりやすい勧善懲悪の物語では無い。もっともこの辺りは平成ライダーにもいえるのだろうけど(ガイム以外みてないが)単に子供向けではなくて普通に面白い脚本も1話完結で見られる工夫もある。

だんだん話が進むにつれて、やはり話の中心は自我を持ったヒューマギア(アンドロイド)にどう対峙していくのかという問題なのだろうかと思った。敵勢力がまず自我を持ち、そしてこれまで自我を持たずにいたヒューマギアが自我を持つことでトラブルを起こしているという事件が出始めている。

主人公はヒューマギアを制作する会社の社長なので、いざというときにはヒューマギアの電源を全部ストップしたりすることも可能なので(実際に最新話ではやってた)いろんな場面で選択をせまられる。また敵勢力だけではなくて、ヒューマギアを取締る組織とのやりとりもまた葛藤がある。

共闘もするのだが、ヒューマギアを取締る組織はあくまでも道具としてしか見ていないわけで主人公との温度差もそこにはある。組織内でもいろんな人間がいてクールビューティーの刃がクール気取ってるのに揺れたりしてそこが面白かったりもする。

まだ始まったばっかりなので、敵勢力の狙いや、主人公がどんな葛藤に苛まれていくのかわからないが続きがとにかく気になる。あと主人公の秘書役のヒューマギアがとにかくかわいい。ほんまかわいい。今後が実に楽しみ。おすすめ。